ブランコ・テクノロジー・グループデータ管理や法令順守に関する傾向と課題を調査

~ データセキュリティや法令順守におけるIT担当者の困りごととは? ~

データセキュリティのブランコ・テクノロジー・グループ(本社:米ジョージア州アルファレッタ、最高経営責任者:パトリック・クローソン、日本法人:株式会社ブランコ・ジャパン、本社:東京都港区、代表取締役社長:呉 孝順)は本日、日々企業で生み出されるデータの管理や法令順守に関する傾向と課題を把握するため、国内企業のIT担当者を対象に行った調査の結果を発表しました。主な調査結果は次の通りです。

  1. 企業には無数のデータが保管されており、IT担当者がすべての内容を把握することは難しい。
    47%の回答者が、「所属組織のIT資産上には、企業データと従業員個人のデータが両方保存されている」ことを認めました。顧客情報などの企業の情報は、「パソコン/ノートパソコン(35%)」、「サーバ(28%)」、「クラウド(13%)」に保存されています。

    23%のIT担当者は「どのようなデータがどれくらい保存されているか」把握できておらず、「いつデータが紛失/窃取されるか分からない」ことを心配すると、18%が回答しました。また、「どのようなタイミングでデータを削除すべきか分からない」と7%が答えました。 

  2. データセキュリティに関する法令をすべて把握するのは難しく、所属組織からのサポートが不足している。
    「何が法令順守の妨げになっているか」との問いに対し、33%が「対策に必要な予算やリソースが不足している」と答え、続いて17%が「社内トレーニングなどの人材育成プログラムが不足している」、また、17%が「法令をすべて把握できていない」と回答しました。
     
  3. IT資産処分にともない、データ消去を委託した場合の管理・監視体制が不十分である。
    「IT資産を処分・リサイクル・転売する際に誰がデータ消去の責任を行うか」を問う設問において、22%であると回答しました。「IT資産処分事業者、モバイル機器リサイクル事業者、クラウドサービス事業者などの委託先でデータがどのように消去されているかを監視する正式なプロセスがない」と答えた回答者は51%に上っています。
     
  4. データ暗号化やフォーマットといったリスクのある手法がデータ消去に用いられている一方、IT担当者の3人に1人は情報漏えいを防ぐ自信がない。
    不要なデータを消去する際、29%の回答者が「データを暗号化した後、削除する」と答え、「フォーマットをする」と答えたIT担当者も若干(9%)いました。この2つのデータ消去方法は、決して安全ではなく、データが復元されてしまうリスクがあります。なお、「IT機器を廃棄あるいはリサイクル・転売した後、情報漏えいが起きない自信がありますか」という設問に対し、33%の回答者は、「自信がない」としています。

なお、2018年5月25日の施行が予定されているEU一般データ保護規則(GDPR)については、45%の回答者がその「法的要件を理解していない」と回答しました。また、回答者の55%が、「同法案に必要なプロセス、ポリシー、テクノロジーを施行日までに導入できるかどうか自信がない」としています。EU一般データ保護規則(GDPR)では、「忘れられる権利」が明文化されており、管理者が削除義務を怠った場合には、罰金が科されるようになります。

近年、セキュリティ対策が必要なデータの量が増加し続けており、ネットワーク上で複製されるデータ量の増加により、セキュリティの実装範囲が拡大しています。また、テクノロジーの進化とともにデータの保存方法も変化しています。このような中、データの取扱いに関する法整備がグローバルレベルで進み、企業や組織には、データ消去を含む徹底したデータの管理とセキュリティ対策が求められるようになっています。

ブランコ・テクノロジー・グループの最高戦略責任者(CSO)であるリチャード・スティーノンは次のように述べています。「多くの企業や個人が、データを暗号化したりフォーマットしたりすることで、情報漏えいを防ごうとしています。しかし、暗号化では、SSDに保存されているデータは守りきれません。弊社がオークションサイトや個人間売買サイトで購入した200台の中古ドライブを分析した過去の調査では、SSDを再フォーマットすることで様々な種類や量の個人情報や企業情報を入手することができました。情報漏えいによって実際に被害を受ける可能性もあります。企業は、データの管理や消去を怠ることはできないのです。」

 

【調査概要】

調査方法: 国内企業のIT担当者を対象にインターネットにて実施。
調査時期: 2017年1月
有効回答数: 150

 

ブランコ・テクノロジー・グループについて

ブランコ・テクノロジー・グループ(AIM: BLTG)は、データ消去およびモバイル機器診断において、実質世界標準となるソリューションを提供しています。

データ消去ソリューション「Blancco Data Eraser」は、高コストになりがちなセキュリティ侵害に対する絶対的な防衛線として機能します。100%の不正開封防止を施した監査証跡による法令順守の証明を数千の企業や組織に提供しています。当社のデータ消去ソリューションは、世界18の管理機関によって認定・推奨されています。政府、その他の管理機関が設定する厳格なセキュリティ基準を満たすソリューションを提供できる企業は当社だけです。

モバイル診断ソリューション「Blancco Mobile Diagnostics」は、モバイル機器のパフォーマンスを迅速かつ正確に特定し、問題を解決します。携帯電話事業者や小売事業者、保険会社が技術的な問題に対応する時間を短縮し、問題のない良品の返品にともなうコストを削減し、顧客満足度を向上します。

 

本件に関する報道関係者のお問い合わせ先

ブランコ・テクノロジー・グループ広報代理
ホフマン ジャパン株式会社 我喜屋・鷲野
TEL: 03-5159-5750 /
Eメール: blanccoapac@hoffman.com

ブランコ・テクノロジー・グループ
グローバルコミュニケーション担当シニア・ディレクタ
ラジーニ・バーラ
Eメール: ragini.bhalla@blancco.com