Blancco のインテリジェント ビジネス ルーティング (IBR)が、リユース・リサイクル(ITAD)事業を加速

8月 04, 2020 ブログ

Blancco は、リユース・リサイクル(ITAD) 企業におけるビジネスプロセス管理を改善するための、新しいパワフルなサブスクリプション ベースのツールを提供しています。カスタマイズ可能なワークフローとさまざまな業界のアプリケーションとのシームレスな統合により、修理および再販マーケットに展開される IT 資産の追跡、グレーディング、データ消去、イメージ作成、およびレポート作成のための手作業を極小化し、業務の大幅な合理化が実現します

Russ Ernst, Blancco VP of Products & Technology

Russ Ernst CTO であるRuss Ernstは、データ消去とモバイル診断のスイート製品に関する製品戦略の策定、推進、実行の責任者です。Blanccoの前は、Lumension 社の製品管理ディレクターを務め、脆弱性修復コンテンツでサポートされるプラットフォームやアプリケーションの拡大に尽力しました。彼は、データ管理と消去についてのウェビナーでよく講演しています。

IBR: リユース・リサイクル(ITAD)企業のビジネスプロセス効率化のための戦略的ソリューション

事業規模に関わらずリユース・リサイクル(ITAD)企業は、Blancco Drive Eraser (BDE) と Blancco Management Console (BMC)* によるソフトウェアベースのデータ消去と消去レポートの管理を徹底されています。Blancco が特許出願中の2 Way コミュニケーションにより、このプロセスは事業者の資産管理システムと統合され、シームレスな情報のやりとりにより、消去方式の指定や消去プロセスの効率化に貢献します。

インテリジェント ビジネス ルーティング(IBR)は、リユース・リサイクル (ITAD) 企業のオペレーション全体のビジネスプロセス管理の戦略的ソリューションとして、Blancco が特許を取得したワークフローテクノロジーにより、自動化を新しいレベルに引き上げます。つまり、自動化は、データ消去を超えて適用され、デバイス処理のエコシステム全体にアプリケーションを組み込むことができるのです。これにより、堅牢でありながら使いやすいサブスクリプションサービスが実現し、利用が終わったドライブとデバイスの受領から再販に移行するまでに必要な時間を大幅に削減できます。

カスタマイズが容易なデータ消去のワークフローによるサニタイズの高速化と作業時間の削減

モバイルデバイス処理のために自動化されたワークフローを通して、IBRは自動化と連携の両方を統合し、デバイス処理に必要なすべての工程において効率化と人為的ミスの軽減を実現します。

IBR に対応したドライブ消去は、Blancco Drive EraserとBlancco Management Consoleの一連のコマンドによって成立します。権限のある管理者は、ワークフロー エディタ内の直感的なドラッグ アンド ドロップにより、これらのコマンドを操作できます。

個別に接続可能なウィジェット上でコマンドを組み合わせることで、管理者は必要なワークフローを容易に作成できます。高度なカスタマイズが可能なワークフローは、データ消去、検証、レポート作成の各工程で 、必要に応じて簡素化、もしくは複雑な作り込みができます。

IT 資産のデータ消去の時期になると、Blancco Management Consoleは、指定された一連のアクションをBlancco Drive Eraser に送信します。システムは、オペレーターの関与を必要とせずに自動的に消去を実行します。これにより、手作業による操作を削減しながら処理時間を短縮できます。最初のサンプルの結果では、IBRを使用しないデータ消去の実行と比較して、10~20%の時間の削減を示しています。

シームレスな統合により、お客様固有のプロセス、グレーディングなどを実現

この作業時間の削減は、IBRがデバイスのグレーディングから IT 資産の検出、およびイメージの再作成プロセスに、資産管理システムやその他の外部アプリケーションと連携する際に、より多くの影響をもたらします。

例えば、IBR との連携はお客様固有の手順に容易に対応できます。例えば、銀行のお客様の資産に対してはNIST Clearレベルで消去する一方で、病院のお客様に対してはDoD の3回上書きでデータ消去を実施するなど、IBRは案件ごとのプロセスのカスタマイズに必要な手作業を撤廃できます。

代わりに、2 Wayコミュニケーションでは、Blancco Drive Eraserのセッション、または、リユース・dリサイクル(ITAD)企業が社内で利用する資産管理システム (AMS) または ERP ソフトウェアとの間で、顧客とドライブの情報をシームレスにやりとりできるようになります。これにより、リユース・リサイクル(ITAD)企業は、すべてのデータ消去の詳細なレポート情報を取得し、顧客ごとの仕様またはドライブ種別によりデータ消去方式を指定、資産管理システム (AMS) や ERPが提供するデータに従い次の工程を決めることができます。

リユース・リサイクル(ITAD)企業は、あらゆる要素にもとづいた多様なプロセスを通して、デバイスを自動的にルーティングします。これにより、リユース・リサイクル(ITAD)企業は、再利用可能な部品やリサイクル可能なコンポーネントとして確保されたデバイスから市場流通が可能なデバイスを分離する速度が大幅に向上します。オペレーションの管理者、またはその他の権限を持つユーザーは、デバイスの種類、ハードウェア構成、および各種コンポーネントの状態に従い、各セグメントの選別ラインを決定できます。容易にプログラム可能なインストラクションにより、再販の準備が整ったプレミアム製品と、パッケージセットで販売される価値の低い製品に対して異なるプロセスを割り当てることができます。これらすべては自動化され、繰り返し利用可能であり、各プロジェクトにおける限定的な意思決定を事実上撤廃し、デバイスの受領から価値の回収までの時間を短縮します。

要するに、インテリジェントビジネスルーティング(IBR)は、IT資産の追跡、グレーディング、サニタイズ、イメージ作成、レポート作成を自動化することで、リユース・リサイクルのビジネスプロセスを合理化および迅速化します。私たちは、 3つの録画された30分のウェビナーで、これらについて紹介しています。詳しくは、ウェビナーをご覧ください。

リユース・リサイクル(ITAD)企業のビジネスプロセスの合理化: リユース・リサイクル(ITAD)企業のためのインテリジェント ビジネス ルーティングについてさらに詳しく

多用途で使いやすいIBRにより、リユース・リサイクル(ITAD)企業のオペレーターはワークフローの合理化、手作業のプロセスの自動化、ダウンタイムの排除、リサイクルや再販に向けたデバイス処理で利用されるさまざまなシステムとの連携が可能になります。

インテリジェントビジネスルーティング(IBR)がリユース・リサイクル (ITAD)企業の業務を簡素化/迅速化する方法について詳しくは、営業担当者に直接お問い合わせいただくか、お問い合わせフォーム から個別のデモをお申し込みください。


**IBR のご利用には、 BMC バージョン 5.4 と BDE バージョン 6.13 が必要です。